2017/05/09

精神的な病が原因で職場をリタイアした過去があります

「2年前までうつ病だったんです」

こう打ち明けられたのは、山川さん(仮名 38歳 男性)との電話でのキャリア相談の最中でした。

当時、某IT企業で、プロジェクトリーダーを任されていた山川さん。
計画段階で、かなりタイトなスケジュールだったプロジェクトは、仕様変更が重なり、毎日終電近くまで残業に追われていたそうです。加えてチームメンバーが体調を崩したことで、山川さんの業務量はさらに増えました。進捗確認のミーティングでも、ユーザーから激しい要求が続き、システムリリースに向けたプレッシャーは過剰になっていきました。



さらに、プライベートでも問題を抱えており、眠れない状況に陥ったことで、山川さんは仕事に集中できる状況でなくなり、その職場を休みがちになりました。

朝起きれなくなり、気持ちも塞ぎ込む日々。友人から勧められるまま、心療内科を訪れたようです。

「その際、医者から複数の薬を処方されて仕事を休むように言われました」

改善に向かわない状態が長引くなか、自宅で横になる日々。
このまま自分はダメになってしまうのではないかと、不安に苛まれていました。

しかし、ある日、学生時代の友人に誘われて海釣りに出かけたことをきっかけに、山川さんは徐々に回復に向かうことになります。
子供の頃、山川さん自身が自然の多い環境で育ってきたこともあってか、何も考えず釣りに向き合うことで心が徐々に落ち着きはじめたとのことでした。

「仕事を途中で投げ出したことで、当時は周囲に迷惑をかけたのかもしれません」

こう当時を振り返る山川さん。
診断から2年経ち、ようやく仕事に向き合う意欲が湧いてきたとのことでした。

しかし、転職活動はなかなか思うようには上手くいかなかったようです。
「選考の過程で病気療養をしていた過去を包み隠さず話しているので、それが理由で企業側には敬遠されているのかもしれません」と、山川さん。

とはいえ早く仕事を始めなければならないという事情もあるため、いろいろと話し合った結果、まずは肉体的にも精神気にも負担の少ない仕事からスタートすることを提案させていただきました。
今はご提案した仕事で選考が進んでいます。

今回ご紹介した山川さんのように、第一線で活躍していたエンジニアの方が精神的な病を患ってしまい、長期療養のためプロジェクトを離れなければならなくなったというお話は時々耳にします。
事実、私たちも病に苦しむエンジニアの方とたくさん関わってきました。

しかし、大切なのはそうした病にかかってしまう前に病気を未然に防ぐことです。
そんなテーマで何かできることはないか考えてきた私たちは、この度、“エンジニアのためのストレスマネジメント術セミナー”と題したセミナーを企画いたしました。

■5月29日(月)・東京開催
メンタルヘルスのセルフチェック付き!エンジニアのためのストレスマネジメント術セミナー
~元エンジニアの産業カウンセラー 兼 整体師が語る、ココロの不調の予防法~
http://www.tbrain.adecco.co.jp/event_seminar/mentalhealth_seminar/170529/?banner_id=proe_blog

セミナー講師には元エンジニアでご自身も過去うつ病を患い、克服した経験をもつ産業カウンセラーの渕脇毅さんをお招きし、ご自身の経験や病気の予防法についてお話しいただきます。



また、セミナーでは自分自身のメンタル状態をチェックすることもできます。
最近少し疲れを感じたり、いまいちやる気が出ないというエンジニアの方は、ぜひお気軽に本セミナーにお申し込みください。

私たちは、エンジニアの方のキャリア構築のためのさまざまなサポートを行っていくことはもちろんのこと、
エンジニア一人ひとりが健康で働くことのできる状態を作っていくことも大切な使命と考えています。

▼仕事やキャリアプランなどの相談をしたいことがあるエンジニアの方は、ぜひお気軽に、最寄りの拠点までご相談ください 
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■お知らせ

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【毎月第2・4水曜 開催】
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